異世界の勇者とサキュバス

おつかいに行かせたメイドが帰ってこない。

「んー、何かあったのかしら。ねぇ、あなたはどう思う?」

足元で、目と鼻の先にサキュバスの陰部がある状態で拘束されている異人。

変わった服装をしている遠い国から来たらしい人間に、リーネは優しく尋ねてみる。

「んっ……そんなの……わかるわけ……」

座りながら、縄で縛られた体を精一杯に動かし、異人の体がビクビクと跳ねる。

目の前の、顔からほんの数センチ先の所にあるサキュバスのあそこ、少し濡れている陰部。

「なぁに、苦しいの? んーこれに耐えられないって事は、あなたはとりあえず魔力を持たないって人間ってことになるわね」

「はぁ……はぁ……何のこと……ここは……どこなんだ」



気がついたら、わけの分からない外国に飛ばされていた。

何がなんだかわからなかった、ただ戸惑っていると城の中からとても綺麗な女性が現れた。

「あら、またお客さんがきたのね。一体なんなのかしら、最近変わった格好の子が多いわ」

今まで見たこともない、まるで漫画やゲームから飛び出してきたような美しい女性。

そのまま体を触られると、急に身動きが取れなくなった。

「まぁいいわ、せっかくここまで来たんですもの。私が遊んであげるわ」

そう言うと、女性は優しく口づけをし、あっという間に視界が真っ暗になった。

「そういえばまだ名前を言ってなかったわね、私の名前はリーネ、見ての通りサキュバスよ。これからよろしくね」



「でも……この子はとりあえず私と言葉が通じるのね、それだけでもなんだか嬉しいわ」

口づけで気絶させられ、気がついたら始まっていたサキュバス?の拷問。

床の上に拘束され、目の前の椅子にサキュバスが座り、自分はただずっと陰部の匂いを嗅ぎ続けさせられている。

「んぁ……はぁ……なんで……」

ただ家に帰っているだけだった、部活も終わり、友達と別れ、ゆっくりと歩いているだけだった。

「あははっ、苦しそうね。体がビクビク震えちゃって、サキュバスのフェロモンで頭の中じゃ何回も逝っているのかな」

目の前の甘い匂いで何も考えられなくなる、少し息を吸うだけで、まるで射精した時のような快感が襲ってくる。

「うんうん、ズボンもこんなに濡らしちゃって。先走り汁お漏らししちゃったの? まったくいけない子ね」

「お願い……助けて……逝かせて」

甘くて、気持よくて、快楽で涙が出てきた。

何がなんだかわからない、でも今はこの自称サキュバスしか頼れそうな人がいない。

「注文が多い坊やね、うふふっ……でもいいわ、あんまり焦らしてもかわいそうだし、逝かせてあげようかな」

そう言うと、目の前に座るサキュバスの手が、そっと自分の頭に触れた。

「ほら、いいわよ。あそこから直接、甘いサキュバスのフェロモン沢山味わいなさい」

「んんっ!」

顔全体を覆う、サキュバスの甘く湿った濃厚な下半身の感触。

目の前のぼんやりとしたHな熱気の源、サキュバスのあそこ……Hな股間部分に、ギュッと頭が押しつけられた。

「あん……駄目……そんながっついちゃ駄目よ」

少し唇にそれが触れただけで、それまでの香りとは比べ物にならない濃厚な何かが自分を襲ってくる。

これをまとも吸い込んではいけない、頭がそう警告している。

避けないと、少しでも頭を動かして、直接サキュバスのフェロモンを吸い込むのは避けないと。



「もぅ、いうことを聞かない坊やね。そういう子には太ももで思いっきり挟んじゃえっ、えいっ!」

柔らかい何かが、ギュッて顔を挟み込んできた。

太ももに挟まれてビクビクと体が震える、自分のか下半身から何かがこみ上げてくる。

「あっ……あっ……ああぁっ……」

体の力が抜ける、射精が止まらない。

なんで、なんでこんな事に、自分は何か悪いことでもやってしまったのか。

「君も幸せねぇ、サキュバスの太ももに挟まれながらの射精地獄なんて、普通に生きてたらそうは味わえないわよ」

幸せ……? そうなの、これはとても良かったことなのか。

そうだ、そうかもしれない。

こんなに気持ちいい射精なんて、今まで経験した事がなかった。

「あ……ああ……」

ならもっと、もっとこの状況を楽しもう。

何も考えず、ただ快楽に溺れよう。

「あははっ、この子必死に私のあそこクンクンしてるわ!」

はぁ……甘い匂い、いい匂い。

少しスゥーって吸い込むだけで、自分の頭が溶けていくのがわかる。

「うふふっ……堕ちちゃったわね……かわいい異人さん」



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「それでね、あなたは何処から来たの?」

サキュバスのフェロモンを吸い続け、甘い快楽に堕ちてしまったかわいい異人。

「んっ……あっ……日本……」

「ニホン? なにそれ、私でもわからないって事は相当遠い国なのね」

きっと、この異人は一人で遠くから旅をしてきたのだろう。

サキュバスに会う為の長く辛い旅路、大変な苦労をしたはずだ。

「じゃあ精一杯いたわってあげないと駄目ね、いいわよ、もっと吐息を吹きかけてあげる」

ベットの上、ぐったりと座り込んだ異人を後ろから優しく抱きしめ、リーネはその耳元に吐息を吹きかける。

「うわっ……あっ」

うつろな目で、ぼんやりと口を上げながら素敵な反応を見せてくる異人。

「んーどうしたの? そんなかわいい声出しちゃって、何がそんな良かったの?」

「う……ううっ……」

人間は壊れかけが一番かわいい。

理性を失い、思考が回らなくなっても、ご主人様から与えられた快楽だけは感じる事ができる。

「余計な事は考えちゃ駄目よ。もうあなたは堕ちちゃったんだから、ただ快楽だけを感じていればいいの」

そっ……と耳元に指を這わせてみる。

サキュバスの細い指が、左右から人間の耳元にズブズブと入っていく。

「うわっ……あっ……あっ……あっ」

「あははっ、まるでおもちゃ見たいねぇ。ほらほら、お姉さんが優しくお耳をレイプしちゃうわよ」



クチュクチュ……クチュクチュ……中を傷つけないよう、細心の注意をはらって餌の耳の中をかき混ぜていく。

「あっ……あっ……あっ……ひっ……ひっ……ひっ……」

淫魔の指先に頭をかき混ぜられ、言葉にもならない呻き声を上げる人間。

まるで洗脳されていくように、ただ快楽だけを感じるよう、頭の中をサキュバスに改造されていく。

「ううっ……!」

餌の下半身が、大きくビクッと跳ねた。

「あらやだ、耳の中をレイプされてお漏らししちゃったの?」

大きく勃起したままのペニス、そこから吐き出された白く濃厚な精液。

「もう、駄目じゃない。そういう子にはお仕置きよ」

サキュバス様の許可無く勝手に射精した奴隷。

ご主人様として、そういう奴隷はしっかり躾けないといけない。

「ほーらっ、いけない子」

優しく、そっと耳の中をかき混ぜていた指先を、少しだけ、カリッと強くひっかいてみた。

「あぁっ!」

ピュッ……と餌の悲鳴と共に吐き出されていく精液。

「なぁに、そんなに苦しそうな声をだしてどうしたの?」

リーネは指先の動きを止めず、カリッ……カリッと餌の思考をひっかいていく。

「あぁ……あぁ……ああっ!」

サキュバスの寝室に響く呻き声、止まらない射精。

「逝きたいんでしょ、サキュバスに耳元をレイプされて、頭をいじくられて射精人形になりたいんでしょ?」

ビクビクと震える遠い世界から来た人間、終わらないサキュバスの指先による洗脳。

「ほらっ、ほらっ、出しなさい。サキュバスに頭をかき混ぜられて、快楽に狂っちゃいなさい、あははっ!」

久々に刺激のある楽しいプレイだった。

餌の精がつきても、リーネが飽きるまで、この射精遊びは続いた。



「さてと……んー少しやり過ぎちゃったわね。目が完全にとろんとして、快楽に溶けちゃってるわこの子」

反応があまりにも可愛すぎたので、正直いじりすぎてしまった。

サキュバスに耳元をかき回され、完全に壊れてしまった人間。

「ねぇ、私の声が聞こえるかしら?」

「んぁ……あ……」

リーネの言葉に、餌は精一杯の反応を返す。

「うんうん、まだ完全に壊れてないみたいね、良かったわ」

快楽に溺れ、思考が完全に溶けかかってる中での健気な返事、なんてかわいいんだろう。

「いいのよ、あなたはそのまま休んでなさい……後はこのまま私が眠らせてあげる」

これ以上、この健気な餌に負担はかけられない。

ならサキュバスとして精一杯、優しく吸い尽くして永遠に眠らせてあげよう。

「いいのよ……そのまま……じっとしてて」

とは言え、この前に続いて現れた遠い世界から来た人間。

さすがに何も知らないで吸い尽くすのはもったいない、この子を優しく味わいながら、じっくり探りをいれる事にしよう。

「じゃあ……最後はこの格好であなたを吸い尽くしてあげるわね」



餌のペニスを陰部に挿れながら、リーネはそっと自分に魔法をかけてみる。

「あはっ、この姿になったとたんピクンって反応したわね。そうなんだ、これを知っているんだ」

以前現れた異人を吸い尽くした時の、彼の魔法器具に描かれていた架空のサキュバスの姿。

「じゃああなたは彼と同じ所から来たのね……いいわよ、あなたの理想のサキュバスの姿で犯してあげる……んっ」

頭と腰から羽の生えた、ストッキングを履いた黒いレオタード姿のサキュバス。

口づけを重ねると興奮した心が伝わってくる、この姿で犯されて、この子は喜んでいるらしい。

「いいのよ、もう全部出しちゃいなさい……そうよ、そのまま目をつぶって……んふっ……堕ちちゃいましょう」

遠い世界から、わざわざサキュバスに犯されに来てくれたかわいい人間。

「んんっ……うふふっ……気持ちいいでしょう……サキュバスの中に……全部出しちゃえ」

体に精液が入ってくる、目の前の餌が快楽とともに吐き出した、暖かい魂が中へと入ってくる。

「私が受け止めて上げるから大丈夫……あなたの精も……魂も全部……優しく吸い尽くしてあげるわ」

ドクンドクンと熱い鼓動が伝わってくる……餌の命がなくなってきた。

そうだ、最後はこれでこの子の命を吸い尽くしてあげよう。

「ほら……いいわよ……逝きなさい……」

スルスルと、餌の耳元に入っていく淫魔の指先。

「全部……出していいのよ……ほらっ」

かわいい反応を見せる餌の中で、その指先を少しだけ動かした時。

「うふふっ……お休みなさい……あぁんっ!」

目の前の人間は、その命の全てを吐き出した。



いつもなら、吸い尽くした餌の処理はメイドがやってくれるのだが、今日はそのメイドがいない。

「しょうがないわね、私が埋葬してあげようかしら……ね、あなたもそれでいい?」

遠い世界で、快楽とともに命を吸い尽くされた異人。

お腹をさすりながら、リーネは自らの体内にいる新鮮な魂へと話しかける。

「あっ、そうだ……その前に、この子も例の魔法器具を持っているのかしら」

この前の人間が持っていた魔法器具は、使いすぎたのかある日突然魔力が切れて動かなくなってしまった。

「ええとこの子の荷物は……あっ……あったわ」

自分の知る限り、このような特殊な器具を使う人間、魔族はいなかった。

刺激を求めるサキュバスの性か、こういう新しい物を見つけるとそれが気になってしょうがない。

「んーでも前の人間のと微妙に違うわね……あらっ」

画面をいじっていたら、勝手に魔法器具が変な音を出し始めた。

「まさか秘密を守るための自爆装置?……そんな事ないわよね」

何かあったら逃げる準備はしておこう、心のなかで警戒をしながらリーネは魔法器具を見守る。



「えっ、うわっ、なんで電話がかかってくるんだ」

急に、魔法器具から人の声が聞こえてきた。

「ユキト様どうしたんですか? そんな大きな声をだして」

それも、もう一人は、ちょうどリーネが行方を心配しているメイドの声だった。



その6へ



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