突然!出現!!サッキュバス!!!

ある日突然、家にサキュバスが現れた。

「あいたたた………あ、こんにちは〜」

光輝く魔法陣と共に現れた、美しいサキュバス。

まるで空想世界の人物みたいに、現実ではありえないようなスタイルの悪魔が、僕の前で尻餅をつきながら痛がっている。

「初めまして、私サキュバスのエルナっていいます。突然驚かせてしまってごめんなさい」

この家には僕しかいない、サキュバスはこちらを見ながら笑顔で話しかけてくる。

素肌にピッチリと貼り付いた、露出度の高いレオタードのような衣装。

隙間に指を入れたら、ズブズブと気持よく埋もれてしまいそうな大きな胸。

ほんのわずかの布で、陰部だけをギリギリ隠しているレオタードの股間部。

「ああっ、逃げないで〜。話だけでも聞いてください」

どうみても大人の、スタイルの良い立派な女性の姿をしているのに、

悪魔はその見た目とは正反対の、幼い少女のような声で僕に向かって話しかけてくる。



突然サキュバスが現れただけでも怖いのに、この口調がとても不気味だ。

「実は私、サキュバスとしてはまだ半人前の見習い扱いで、男の人とHをした事がないんです」

後ずさる僕を追いかけながら、サキュバスが強引に説明を始めた。

え、まさかこの娘……こんな痴女みたいな格好をしているのに、サキュバスなのにHをしたことがないの?

「ドジで、Hの授業も全然駄目で、いつも周りには馬鹿にされて、このままじゃサキュバスとして落第だ!って先生にも強く言われちゃって」

言われてみれば、部屋に現れた時もワープの衝撃で尻餅をついて痛がっていた。

見た目に合わない幼い喋り方といい、この子案外鈍くさいのかもしれない。

「しかたないから魔法で調べたら、ここに極上の精をもった人間がいるって結果が出て」

ここに極上の精を持った……それってまさか僕のこと?

「この人を私の始めての相手にしてやるわ! って楽しみにしてたんです」

かわいく胸をドンと叩いてアピールするエルナ。

よく考えたらこんなに綺麗な子が僕の精を狙ってるって、とっても嬉しいことなんじゃ。



「そもそも精にも質があって代々サキュバスは………え、説明はもういいって?」

うん、説明はもういいから。大体事情はわかった。

「やっぱりこんなドジで、Hの経験も無い、ロリじゃないけどツンデレなサキュバスとセックスするのは嫌ですか?」

うるうると、涙目で悲しそうな顔をするエルナ。

まさかそんな訳ない、確かにロリじゃないけどこんな可愛い子、それも男を知らないサキュバスなんて最高じゃないか。

「………そんな事はない? じゃあ私とHしてくれるんですね、ありがとうございます!」

こんな子に、まさか命を吸うだけの力もないだろうし、

どうせ尻尾とかが性感帯でそこを握ればすぐ逝っちゃうんだろう。

「ええと、それじゃあ最初は………授業で習ったことによると口づけから………ってキャアッ!」

まさかサキュバスとHできるなんて思わなかった。

キスからなんてめんどくさい、最初から全力で犯して、自分好みに調教してやる。

「急に押し倒さないでください! ああっ、恥ずかしいから服も破かないでっ!」

スベスベ素材のレオタードを引き破ると、そこから声に不釣り合いな大きなおっぱいが出てきた。

この体を好きにできるなんて、僕はなんて幸せなんだ。

「あんっ……おっぱい舐めちゃいやぁ」

きっとHの後エルナはこう言うに違いない。

あなたの事を好きになっちゃった、あなたの命を吸うまでずっと一緒にいてあげる♪ と。

「やめてぇ、これ以上責められたら感じちゃう。ああんっ」

もう我慢できない、さっきから不自然なまでに下半身が熱い。

早く、ズボンを脱いでこのサキュバスの中にちんちんをねじ込みたい。

初めてで痛がるサキュバスの、処女を奪ってやりたい。

ほら足を開け、もうダメだ、

今すぐ入れないと、僕が壊れてしまう、

ほら、早くっ!



「………………………ってあれ、もう逝っちゃった?」

処女サキュバスの未使用のあそこ。

そこに、後もう数センチで僕のちんちんが入るはずだったのに……

「アッハハハハ! ごめんなさい、ちょっとやりすぎちゃった」

なんでだ、なんで僕は逝ったんだ。

そんな、まだ入れてないのに、少しサキュバスの胸を触っただけなのに。

「まだちんちんも触ってないのに逝っちゃうなんてねぇ」

不気味に、さっきとは違う、見た目通りの大人の声で大きく笑うエルナ。

「え、なんで急に逝ったのかわからないって?」

鋭い目つきで、淫魔がうっすらと笑みを浮かべながら僕を見つめる。

そこに、さっきまでのドジで間抜けな処女サキュバスの姿はなかった。

「興奮したサキュバスから出るフェロモンには特別な効果があるの。腕のあるサキュバスなら、それこそ近づいただけで男を逝かせちゃうわ」

腕のあるサキュバス?

エルナ、キミは確か落第寸前の落ちこぼれサキュバスなんじゃ。

「Hの経験すらないツンデレ処女サキュバス? 誰よそれ、そんな都合のいいサキュバス滅多にいないわよ。あれは全部嘘」

銀色の長い髪をさっと撫でながら、エルナがゆっくりと近づいてくる。



「一度こういうのもやってみたかったけどダメね、私には合わないみたい」

突然の射精、優しく笑みを浮かべながら近づいてくるサキュバス。

逃げようにも足が動かない、情けなく精液を漏らしたまま、僕の体が麻痺している。

「それにしても随分出たわね、ちょっとその早漏なちんちん触ってみていいかしら?」

エルナの細く長い指が、そっと僕の下半身に触れる。

麻痺して体が動かないのに、それだけで、少しサキュバスに触られただけで、また……ちんちんがピクって反応してしまった。

「あはっ、面白いっ。ちょっと触っただけでもう大きくなってる」

これが、本当のサキュバスの魔力。

この子……いやこの淫魔はさっきまで僕を弄んでたんだ。

「指で弾いたらどうなるのかしら………うふっ、今にも逝っちゃいそう。堪え性のないちんちんね」

ううっ……あぅっ……。

指でちんちんを弾かれる度、その衝撃だけで体がビクンと跳ねる。

「ゆっくり摩ってあげるわ。ほら、これならあなたでも我慢できるでしょ」

声を漏らし、必死に射精を我慢する僕を、サキュバスは不気味なぐらい優しい笑顔で見つめてくる。

「これからたっぷり精液を搾りだすおちんちんだもの、まずはやさしく挨拶してあげないとね」

体が硬直して動けない。

怖いのに、もしかしたら本当に命を吸われちゃうかもしれないのに、

目の前のサキュバスがとても綺麗で、近くにいるだけで不気味な幸せを感じてしまう。

思考と体が一致しない、僕の頭が、徐々にサキュバスの誘惑に侵されていく。



「気持ちいい? サキュバスにちんちん撫でられて感じちゃう?」

エルナにちんちんを撫でられる度、体中にピリピリとした衝撃が走る。

僕は何を考えてたんだ、目の前にサキュバスが出て浮かれるなんて。

「それともさっきみたいに私が演技して、あなたが責めるプレイの方が良かったかしら」

怖い、やだ逝きたくない、

一度逝ったら確実に、際限なく精液を、命を全部搾り取られてしまう。

「サキュバスの間でもやっぱり流行りのスタイルとかあってね。今は人間を殺さないで、恋人気分でHするのが流行っているみたいなの」

恋人気分でH?

まさかこれが、エルナにとってそうだと言うのか。

「あっ、逝きたかったらいつでも逝っていいわよ。こんな手コキですらないおさわりで逝きたかったらね」

サキュバスにとっては遊びのつもりでも、気を抜いたらすぐに精液を吹き出しちゃいそうだ。

でも、人間を殺さないHなら、その流行りのスタイルとかなら、とりあえずは命は助かる。



わずかな希望を抱いた僕の上に、エルナが静かに覆いかぶさる。

「でも、サキュバスっていうのはこう餌に覆いかぶさって、舌を絡めながら濃厚なキスをして……」

そのまま、ゆっくりと唇を重ねてくるエルナ。

なんて気持ちいいキスなんだろう、

これも、彼女にとっては恋人との交わりの一つなんだろうか。

「お互いに頭が真っ白になるぐらい体を重ね合った後、まだ死にたくないっ!」

キスをしながら感じる、サキュバスに対するほんの少しの甘い心。

でも、その口から淫魔は

「………って泣き叫ぶ、餌を優しく、搾り殺してこそだと私は思うのよ」

僕のわずかな希望を砕く恐ろしい台詞を吐いた。



「あなたはどう思う? あっ、いつの間に逝ってたんだ」

考えが甘かった、よく考えたらこのサキュバスがそんな事をするわけなかった。

天井からの光が逆光して、エルナの顔が不気味に黒く輝いて見える。

「ちんちん摩られただけで逝っちゃうなんて思わなかったわ、本当よ。あなたってなかなかの変態さんね」

希望が無くなったと同時に、

いや、それより先に淫魔の口づけを受けた瞬間、

堰を切ったように、下半身からどっと精液が漏れた。

「それっ、次はお尻で顔を潰してあげる」

恐怖で、体に力が入らない。

サキュバスが笑いながら、その大きなお尻を僕の顔に落としてくる。

「まずは顔を太ももで挟んで………ふふっ、やわらかいでしょ」

はぁ……柔らかい、サキュバスのムチムチした太もも。

このまま、僕はこの体に命を吸われてしまうのか。

「いいのよ、遠慮しないでちんちん大きくして。ほら、だんだんお尻が顔に近づいていくわよ」

……くそっ、やだ、まだ死にたくはない。

少しでも、長く生きたい。

少しでも、射精を我慢したい。



「ゆっくり、ゆっくり腰落としてあげる。だんだんいい匂いがしてきたでしょ、それそれっ」

それなのに、生きたいのに、死にたくないのにちんちんが大きくなる。

目の前にあるサキュバスのフェロモンに、肉体が無理やり動かされていく。

「はい、乗っかっちゃった。ゆっくり味わいなさい、サキュバスのお尻」

顔を覆う、むっちりとしたお尻の感触。

それはグィグィと強く押しつけられ、その中心、サキュバスの陰部がこちらの鼻先を擦り上げていく。

「顔全体で楽しんでいいのよ。ほ〜ら、腰動かしてあげる、えいっえいっ」

鼻から無理やり吸い込まれる、サキュバスの極上のフェロモン。

為す術もなく、毒を打ち込まれた虫みたいに、僕の体はただビクビクと反応していく。

苦しい、このままだとサキュバスのフェロモンで窒息しちゃう。

「息苦しい? しょうがないわね………ほらっ、今の間に深呼吸しなさい」

もがく餌を見て慈悲を見せたのか、サキュバスの太ももにわずかな隙間ができた。

息を吸わないと、少しでも、淫魔のフェロモンに犯されていない新鮮な空気を。

僕は口を開き、必死に少しでも酸素を吸い込もうと深呼吸する。

「はい終了、かわいそうだから少しだけ隙間あけてあげる。私のお股の匂いも一緒に嗅げて幸せでしょ」

だがそれもほんの数秒だった、すぐさま顔は淫魔の太ももに覆われ、

再び終わらない、サキュバスのフェロモン地獄が始まっていく。



「うふっ、もうこんなに大きくなってる。ちんちんの反応見る限り、あなたは私のお股の匂いが好きみたいね。もっとキツク挟みこんであげる」

ギュっと、僕の顔を覆う太ももの力が強くなっていく。

鼻先に擦れる陰部の動きも加速していき、そこから少しずつ、濃厚なサキュバスの愛液が漏れ始めていた。

「そうそう……ああっ、気持ちいいわ。んふっ、興奮して少し濡れてきちゃった、匂いがキツクなってきたらごめんなさいね」

顔が愛液で湿っていく。

少し息を吸うだけで、全身に痺れるような衝撃が走る。

淫魔の愛液を直に注入され、頭が溶けていきそうだ。

「それにしても、ニ回も出したのにちんちんとっても元気ね。そんなに私の匂いが良かった?」

そんな訳ない、これ以上サキュバスのフェロモンを吸い続けたら、体より先に頭がおかしくなってしまう。

お願いだ、頼むから顔面騎乗を解いてくれ、新鮮な空気を吸わせてくれ。

なんでもするから、頼むから、これ以上フェロモンを押し付けないでください。

「そろそろ手コキぐらいしてあげるわ、私のお尻に潰されながら手コキも味わえるなんて、あなたとっても幸せよ」

だがサキュバスの耳に、餌のわずかな祈願は届かなかった。

このまま、顔をお尻に潰されたまま、フェロモンを吸引させられたまま、

僕はちんちんを握られ、精を搾取されようとしている。



「うふっ、美味しそうなちんちん………あっ、こーらっ、少し握っただけで逝きそうにならないの」

あははっ、確かにこんな幸せ、普通は味わえないか。

それならもう抵抗をやめて、全てをサキュバスにまかせようか。

「いくわよ………ほら、シコシコシコシコ。私の手があなたのちんちんしごいてるわよ」

そうすれば楽になれる、その方がきっと幸せだろう。

「お尻で見えない? 見えなくても体で感じればいいの、ほらっほらっほらっ」

目の前を淫魔の大きなお尻で覆われた中、ただ下半身に感じる極上の快楽。

「さっきのおさわりと全然違うでしょ。これがサキュバスの精を搾り取る動きよ」

喘ぎ声が響く中、少しでも効率よく精を搾り取ろうと、その快楽はちんちんの上を這いまわっていく。

「ふふっ、だんだんあなたの呼吸が荒くなってきたのがわかるわ。あんっ、くすぐったい」

逝きそうになる度、息が荒くなる度、

それによって刺激されたサキュバスの陰部から、愛液がどんどん漏れていく。

「シゴく動きを早くしてあげる、我慢すればするほど気持いいんだから、頑張ってね」

その下ではフェロモンを全身に注入され、

無理やり精液を製造、搾取されていく餌の姿。

「それそれ………うふふっ………ほらほら………いい感じに体がビクビクしてきたわね」

これがサキュバスの吸精、命を吸い取る本当の淫魔の動き。

「もう我慢の限界かしら、漏らしちゃいそう? サキュバスのお股の匂いいっぱい嗅ぎながら、手コキされて逝っちゃうんだ」

苦しい、気持ちいい、狂ってしまいそうだ。

もう我慢できない、精液が、命が……漏れる。

「ちょっと暴れないの、あまり暴れるとこのままお尻で窒息させちゃうわよ」

グッと体重をかけ、笑顔で僕を押しつぶしてくるサキュバス。

顔全体を極上のクッションで覆われ、それに押し出されるように体から精液が……漏れた。



「アハハハっ、本当に逝っちゃった。今までで一番出たわね、そんなに私の手が良かったの?」

ドクドクと、凄まじい量の精液が吐き出されていくのがわかる。

「それとも………私の匂いが良かったのかな、変態さん?」

射精しても、射精中でも、淫魔のフェロモン地獄はとまらない。

苦しくて息を吸う度、逃げようともがく度、淫魔の愛液が体に注入されていく。

「さっきの質問だけど、こんな変態さんがサキュバスを責めて逝かせるなんてできるわけないわね」

射精が、止まらない……

「あなたはこんなプレイで逝っちゃう変態さんですもの、サキュバスに搾り尽くされて、死んじゃうのがお似合いよ」

やだ、死にたくはない……



「はい、お股の匂いはここでお終い。あら………顔が私の愛液でベトベトね」

やっと、やっと顔が淫魔のフェロモン地獄から開放された。

はぁ……はぁ……息を、少しでも新鮮な空気を吸わないと……僕……死んじゃう。

でも……うっ……なんだ……体が……熱い。

「息も荒くしちゃって………何、体が熱くてなんだか怖いって?」

意識はハッキリしてるのに、体中が焼けるように熱い。

いったい何があった、

サキュバスのフェロモンを注入されて、僕の体は壊れてしまったのか。

「サキュバスの愛液をそれだけ浴びちゃったんですもの、まず普通は助からないわ」

僕の疑問に優しく答える、エルナの無慈悲な笑顔。

女神のように微笑みながら、淫魔はあっさりと恐ろしいことを言い放った。

「どんなに凄い媚薬も摂り過ぎは体に毒よ、頭の中で心臓の音がドクンドクン響いてるでしょ。興奮しすぎてそのうち呼吸もできなくなるわ」

胸が熱い、ドクドクと心臓の音が体中に響く。

淫魔のせいで、僕の体が狂ってしまった。

「だから、最後の瞬間まで快楽を楽しみましょう。そんな泣きそうな顔しないの、私濡れちゃうじゃない」

我慢できないのか、すっと指を自らの陰部にあてがうエルナ。

言葉の通り、興奮のためかサキュバスの陰部からは愛液がダラダラと漏れていた。



その2へ



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