二匹のサキュバスに魅せられて

フートは手を伸ばしてみたが、暗闇の中、見えない壁のようなものに遮られた。

一体何があったのか、周囲を手探りで調べてみるが、そこに見えない壁以外の物は無かった。

フートは顔に手を当て、落ち着いて自分に何があったかを考える。

そう、自分は一人で留守番をしていた。

「なにこれ、凄い凄い! ねぇママ、この箱開けてみていい?」

「あなたの好みの子を見つけてくるの、苦労したんだからね」

一人で家にいるのは慣れている、もう一ヶ月近く父さんとは会っていない。

父さんは、何か大事な仕事とかで遠くの方に行ってしまった。

「わぁ、楽しみだなぁ……どんな素敵な子が入っているのかな」

さすがに、そろそろ一人で家にいるのが寂しくなってきた。早く父さんに会いたい。

そんな事を考えながら布団についた夜、鍵をかけていたはずの窓が急に開いた。

「やだっ、凄いかわいい!! ママ、こんなに素敵な男の子、本当に好きにしていいの?」

「もちろんよ、あなたも立派なサキュバスなんですもの。ちゃんと責任をもって、世話をするのよ」



暗闇の中、頭上の見えない壁が開き、フートの周囲が光に包まれた。

目が眩しい、目を細めながら光の先を見ると、そこには2つの人影が見えた。

「うーん、この子名前なんていうのかな。きっと、とっても素敵なかわいい名前のはずよね」

「ジョゼが自分で聞いてみなさい。餌と信頼関係を築くのも、サキュバスとして大事な事よ」

光に目が慣れ、徐々に人影がハッキリとしたものになってくる。

「それじゃあ帰るわね。餌がうるさいのよ、毎日私の匂いを嗅がないと壊れちゃうって」

突然目の前に現れた女の子を見て、フートは自分に何があったのか、その問いに対する答えを思い出した。

「うん、ママありがとね!」

一匹の小さなサキュバスが、緊張した様子でこちらを見ている。

「…………ねぇ、とってもかわいいあなた」

そう、自分は、サキュバスに捕まってしまった。

「ねぇ、名前はなんていうのかしら?」



「うん、決めた! これからあなたの事フータンって呼ぶね!」

ベットの上、いつの間にか自分の飼い主になってしまった一匹のサキュバスが、キラキラした目でこちらをみている。

「いや、普通にフートでいいよ」

パッと見た感じ、この女の子……ジョゼは自分と同じくらいの年に見えた。

もちろんサキュバスだから、実際は自分よりもっと長く生きているのかもしれない。

「駄目、私が決めたんだからフータンって呼ぶ」

ほっぺをふくらませ、金色の短い髪を揺らしながらジョゼは自分に擦り寄ってくる。

「ふふっ、フータン、フータン、フータン♪」

自分は、年の割に落ち着いていると友達によく言われる。

家で留守番する事が多いので、自然とそういう性格になったのかもしれない。

逆に、名前を連呼しながら頭を擦り寄せてくるこの娘は、見た目の年齢よりもちょっと子供っぽいように見えた。

「くすぐったいからやめろよ」

「やだ、やめない」

ただ、その事を言うと怒りそうだし、自分はサキュバスに捕まっている。

自分がこの先どうなるかは、この女の子次第なので、今は素直に言う事を聞いたほうがいいのかもしれない。

「んふふっ……フータン、もう大きくしちゃっているよ」

ジョゼが、そのか細い手を伸ばして自分の……ちんちんを掴む。

「もぅ、しょうがないなぁ……フータンはとってもHなんだね」

キラキラした目をいたずらっぽく細めて、ジョゼが見つめてくる。

この娘に会ってから、変に胸が熱かった。

そういえば、自分は女の子の部屋にいくのは初めてだ。

そのせいなのか、このベットの上は独特の甘い香りがする。

「黙ってもダメだよ。ほらっ、素直にHしたいって言えば、ご主人様がご褒美をあげるよ」

ジョゼの顔が近い、少しでも顔を動かせば口同士がくっついちゃいそうだ。

そういうのをキスと言うのは知っている、キスなんかした事なかった。

そうだ、今はジョゼの言う事を聞かないといけない、怒らせちゃ駄目なんだ。

「…………して……ほしい」

「えぇ、そんなんじゃ聞こえないよ。もっと大きな声で言って」

ジョゼの息がくすぐったい、顔が赤くなるのが自分でもわかる。

ちんちんが熱い、そう、今はジョゼに従わないと駄目なんだ。

「ちんちん……触って欲しい」

「それだけでいいの?」

不思議と、あれだけ幼く感じていたジョゼの顔が、今は自分よりもずっと大人に見えた。

自分はジョゼとHな事をしたくはない。

ただ、今はこうするしかない、こうしないといけない……

「あはっ、フータンってかわいい声だすね。そんなにちんちん弄られたかったんだ♪」



「はいっ、フータンも私のプニプニのお股をクンクンしていいよ」

自分の体の上をまたぐように、ジョゼが四つん這いになる。

「ほらぁ、せっかくのサキュバスの体、楽しまないと損だよぉ」

小さなサキュバスが、その小さなお尻を揺らして誘惑してくる。

お尻を、指を伸ばしてつついてみた。

ぷにっとした、自分の思っていた以上の心地よい感触だ。

「やんっ、そんな怖がらなくて大丈夫だよ。もっと、思いっきり顔をうずめて大丈夫だよ」

ジョゼの、お尻にぴったりと合った、小さくて綺麗な白いパンツが揺れている。

そういえば、女の子のパンツってどんな匂いなんだろう、そんな事考えた事なかった。

「そうだよ、お尻は逃げないから。ゆっくり、味わって大丈夫だからね……ああんっ」

気づいたら、無意識の内に、自分の顔は小さなお尻の間に埋まっていた。

スッと匂いを嗅ぐと、とても甘くて濃い匂いがする。

初めて嗅ぐ女の子の匂い、もっと、この香りを味わいたかった。

「よーし、私だって負けないんだからね。フータンのちんちんをシコシコしちゃうんだから」

目の前で、視界いっぱいに広がった女の子のお尻がリズムよく跳ねる。

パンツの中の、とても柔らかそうな、少し盛り上がっている所に鼻を当てると、甘い香りがいっそう強くなった。

顔を潰されて、本当は息苦しいはずなのに、なんだか無性に気持ちいい。

「ふふっ、これじゃあフータン本当にペットみたいだよ。ペットっていうか家畜って言うのかな」

ジョゼの小さな手が、ちんちんを擦っているのがわかる。

自分でも何回かオナニーはした事あるけど、お尻の匂いに包まれて、女の子に無理やりちんちんを擦られるのは、

オナニーとは比べものにならないぐらい、何も考えられなくなるぐらい、とても気持ちよかった。

「あれぇー、もう逝っちゃうの。フータンだらしないんだぁ」

目をつぶると、ただお尻に押しつぶされる感触と、ちんちんが擦られる感触だけがある。

「むー、まぁ最初だからいっか。えいっ、このままお尻で窒息させてあげるね」

ん……息継ぎをしたいのに、急に顔が動かなくなった。

「ん………んん!」

「あははっ、駄目だよ、体をバタバタさせても駄目。このままおまんこで潰しちゃうんだから」

息苦しい、目の前のジョゼの体が急に重くなった。

ジョゼが、体重を思い切りかけて、本気で押しつぶしてくる。

「大丈夫、大丈夫、ちょっと苦しくて逝っちゃうだけだから。もちろん、ちんちんの方もピュッってさせてあげるよ」

ちんちんを擦る動きが早くなったのがわかる、

でも今はそれどころじゃない、

ただ苦しい、気持ちいいけど苦しい。

目を開くと、そこには女の子の小さなお尻しか見えない、

そのお尻が、顔をグイグイと押しつぶしてくる。

「うん、もう逝きそうだね。安心して、フータンが気絶してもちゃんと看病してあげるから」

このままじゃ、このお尻に殺されちゃう。

女の子のお尻に、殺されちゃう。

「あはっ、逝った! うんうん、良い感じに精液がビューってでたよ!」

…………

「もぅ、フータンってかわいい、最高! 今度のパーティーで、みんなに思いっきり自慢しちゃお♪」



その3へ



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