今でも思い出す、小さい頃の記憶。
「あらあら、どうしたんですかそんな格好で帰ってきて」
泥だらけになって、泣きながら帰ってきた僕。
それ見たメイド長のソフィアが、少し驚いた顔で迎え入れる。
「いったい何があったんですか? んーそうなんだ、言えないのですか」
ソフィアはそれ以上聞かず、ただじっと、僕が泣き止むのを待ってくれていた。
「うふふっ、いいですよ。そのような事もありますよね、さ、じゃあ何があったか秘密にするために、着替えちゃいましょうか」
女の子と喧嘩して、叩かれて泣いてしまったなんて誰にも言えない。
そんな事を言ったら、ソフィアに嫌われてしまうから。
「このままだとお母様に叱られてしまいますしね、ほら誰も見てないうちに私の部屋に来てください」
ソフィアに促されるように、メイド長の部屋へと入る。
その中は全てが整頓されていて、なんだかいい匂いがしたのを覚えてる。
「ふふっ、こんな擦り傷まで作っちゃって。今救急箱を出しますから待っていてくださいね」
転んで怪我をした……とソフィアは思っているんだろうか。
優しく笑いながら、メイド長は静かに体を拭いて、傷の手当をしてくれる。
「でもこの程度で良かったですわ、帰ってきた貴方様を見て、私とても心配したのですよ……うん、はい、綺麗になりました」
不安そうに、こちらを見つめるソフィア。
心の底から心配しているその目を見て、何だか嘘をついたのが申し訳なくなってくる。
「さ、いいですよ、何事もなく家に帰ったふりで部屋に戻っても、今日のことは内緒にしてあげますから……ん、どうしたのですか?」
これ以上……憧れの人に嘘をつけない。
僕はなんでこんな怪我をしたのか、全てを打ち明けた。
「えっ? ……うんうん、喧嘩に負けちゃったんだ。でもしょうがないですよ、男の子同士、立派に貴方様は戦ったんですから」
頷きながら、静かに僕の話を聞いてくれるソフィア。
「まぁ、相手は女の子?」
でも、女の子に泣かされたって聞いた瞬間。
「ふーん、そうなんですか、女の子に勝てなかったんですか」
急に表情が変わって、ため息をつき始めた。
「それじゃあ私の出る幕は無いですね、相手が卑怯な男複数人……とかだったら出て行って成敗してあげたのですが、ふーん……女の子に泣かされちゃったんだ」
口調が、今までと全然違う。
もっと優しく、慰めてくれると思ったのに。
「男なのに……女の子に……平手で叩かれたのかな……それで我慢できず、ひぃって泣いちゃったんだ」
耳元で囁かれる、メイド長の今までに聞いたこともないような言葉。
わかってるのに、ぐっと堪えてた心を刺激されて、胸が締め付けられてくる。
「本気で反撃したのに力で負けて、足で踏まれて、情けないものを見るような目で笑われて、悔しくて我慢できなくて泣いちゃったの?」
忘れようとしてたのに、ソフィアの言葉でまた記憶が蘇ってくる。
女の子に叩かれて、囲まれて、笑われて……悔しくて。
「女の子に手を出さない……とかの問題じゃないですよね、それなら泣く必要がないですもの。全力で戦って、それで負けたんですよね」
本気で喧嘩したのに、最後は僕が泣き出して。
恥ずかしくて、逃げるしかできなかった。
「男の子なのに恥ずかしいねぇ、もうその子の前に出ることも出来ないよね、うふふっ……男のプライド、折れちゃった」
耳の中に、ソフィアの言葉が突き刺さってくる。
そうだ、女の子に負けちゃった……男なのに……泣かされちゃった……駄目だ、せっかく涙が止まったのに。
また女の人の前で、ソフィアの前で涙を流しちゃう。
「……んっ……ちゅっ はい、お終い。ふふふっ、自分の気持ちを吐き出すってとてもスッキリするでしょ」
泣き出す寸前で、ギュッと体がソフィアに包まれた。
何だか暖かくて、涙がすっと静まっていく。
「うんうん、また泣きそうな顔しないの……ほーら、涙を拭いてあげるね」
顔を上げると、いつもの笑顔、いつもの口調で、ソフィアがこちらを見つめている。
「うんしょ……んしょ……はい、いつもの綺麗な顔に戻りましたよ、うふふふっ♪」
まるでさっきの瞬間だけ、夢の中にいたみたいな、そんな気持ち。
「また、もしつらい事があったらいつでも会いに来てくださいね、私ソフィアはずっと、貴方様を愛していますから」
その日以来、ずっとソフィアは優しいままで、いつも僕を見ていてくれている。
……
…………
「夜分遅く失礼致しますわ。ご主人様」
子供の頃の夢を見ていたら、メイド長の声で起こされた。
「はい、そのままの状態で大丈夫ですよ、目を瞑ったまま、静かに聞いてください……うふふっ、突然ベットの中にメイドが入ってきて、緊張しているのですか」
耳元に聞こえるソフィアの声、一体何かあったんだろうか。
「駄目ですよこれじゃ、これから貴方様は大事な大人の作法を学ぶのですから……んっ……でもここは元気みたいですね」
うわっ、ソフィアの手が、ズボンの中に侵入してくる。
「恥ずかしがってるけど実は素直で、小さい時から変わってないですねぇ、でもそこがいいんですけど」
こんな所、今まで触られた事ない、んっ……どんどん奥の方まで入ってくる。
「ふぅー では、これから私、メイド長ソフィアが、大人になった貴方様にとっておきのご褒美、最高の筆下ろしレイプをプレゼントして差し上げてあげますね」
筆下ろし……レイプ?
突然の言葉に頭が回らない、戸惑っていると、体が押さえつけられた。
「あらあら、どうしたのですか。突然このような事を言われて戸惑っているのですか」
目を開くと、そこにソフィアはいなかった。
「ふふっ、いいですよ、もう少し目を瞑っていてください。その間に私はお布団の中に潜って、お口で……おちんちんに奉仕をさせていただきます」
下を見ると、布団の中にソフィアが潜り込んで、ズボンを脱がそうとしている。
「んっ……うふふっ、ありましたわ、可愛い童貞ちんちん」
下着まで脱がされた、フゥーって、ちんちんに吐息が触れる。
くすぐったくて、冷たくて、思わず変な声が出る。
「少し待っていてくださいね、もう少しで君に、最高の初射精をプレゼントしてあげるからね♪」
子供の頃からお世話になってたメイド長の、突然の行為にまだ混乱してる。
ちんちんが刺激されて、声が出て……ひっ、今度は舌で舐められてる。
「ふぅー では失礼して……口淫の方でご奉仕させていただきます……んっ……んふんっ!」
柔らかい舌が……ちんちんの上を、ツゥーって這ってる。
そんなの駄目……汚い……あっ、ちんちんが……呑み込まれた。
「んふっ……んんっ……んじゅっ……んぁあ……小さな童貞おちんちん……なかなか美味しいですわ」
何これ、ちんちんが食べられてる、口の中でクチュクチュされてる。
「んふふっ……あら、あらあら……んぁ……目を瞑っていてと言ったのに……んっ……起きてしまいましたか、貴方様」
軽く布団を持ち上げ、こちらの表情を確認するソフィア。
少しだけ見えた、口を開いたメイド長の顔がHで、胸がドキドキしてくる。
「はい……んふっ……いいですよ……そのままリラックスして……んふっ」
静かに溜息をつくと、ソフィアはそのまま布団を被り、またちんちんを舐め始めた。
「まずは軽く初射精を……んふっ……体験させてあげますから……そのままお休みください」
目の前で布団が揺れて、ソフィアの小さな喘ぎ声が聞こえてくる。
「んぁん♪ なんですかぁ……そんな私の頭を押さえつけて……んぁ……そんなおちんちんペロペロされるのつらいのですかぁ」
ちんちんを舐める度にんって、息を荒げながら、柔らかく揺れてる塊。
くすぐったくて、むず痒くて、中にメイド長が入っているそれを、思わずぎゅって掴んでしまう。
「んぁ……そんな訳ないですよねぇ……んぁん……あっ、わかりました……メイドを押さえつけての濃厚イマラチオが希望なのですか」
うわっ、熱い、ちんちんが奥深くまで呑み込まれてる。
「私の喉奥深くまでおちんぽを突っ込みたいだなんて……んぁ……んぶぶっ……なんて贅沢なご主人様ですこと」
グチュグチュ凄い音が聞こえる、布団の中で、トロトロにちんちん舐められてる。
「この頭を思い切り押し込んで、トロトロの喉奥におちんぽギュっギュっしたいんですね、まぁ、そんな事を考えてたなんて私、とっても怖いですわ」
そんな事ない、抑えてるのに、ソフィアの動きが止まらない。
布団の中で、ちんちんに吸いついて、離れない。
「いいですよぉ……やってあげます……そんな怯えた声をしないでくださいな……んふっ……これが希望なのでしょう」
「んふっー……んっ……はぁ……どうでしょうか……私の極上喉まんこのお味は」
ずっと優しかったソフィアが、こんな事をするなんて。
グチュってHな音を立てて、ちんちんを舐めてるなんて信じられない。
「メイドの基礎としてひと通りの性技術は覚えているつもりですが……んぶっ……ご満足いただけてますか?」
ちんちんが喉奥まで呑み込まれて、反射的に声が出る。
子供の頃からずっと見てた……憧れてた……メイド長の奉仕に蕩けそうになる。
「はぁ……このお口の中で……喉の奥で……んぁ……おちんぽがギュって押しつぶされてますよ」
あああっ、ぎゅって、喉でちんちんが潰される。
「でも私はいいのです……ずっと前からご主人様の世話をしてましたから……んぁ……このおちんちんも……昔から見ていますもの」
初めての刺激に涙目になってると、布団を脱ぎ、ソフィアが覗き込んできた。
「うふふっ、驚きましたか、大好きなメイドさんがこんな淫乱で、でもいいんですよ、これも、ご主人様の性処理も契約の内なのですから」
今まで見た事のない、頬を赤らめて興奮したメイド長の表情。
いや、違う、この顔、どこかで見た事がある。
「遠慮はいりませんよぉ……んぶっ……いたずらでフェラチオをしてきたドスケベメイドに……んっ……んふんっ」
興奮しながら、涙目になったこちらを見つめるその表情。
小さい頃、僕が女の子に泣かされたって聞かされた時の、少しだけ嬉しそうだったあの顔。
「可愛いプルプルちんちん……突っ込んでくださいな」
あの時と同じ、興奮した顔で唇を開くメイド長。
その誘惑に勝てなくて、これから何をされるのかわかるのに。
「あらあら……体が震えてきましたよ……んふっ……なんですか……逆にお仕置きされちゃうんですか」
気がついたら僕は、そこにちんちんを押し込んでいた。