淫魔の搾精日記

最近話題のコスプレイヤーがいる。

「名前……はセレンでいいんだよな」

格闘ゲームの、サキュバスキャラの衣装でイベントに現れ。

あっという間に画像が広がり、一躍有名になったレイヤー。



「あった、出てきた」

パソコンの検索結果に出てきた一人のコスプレイヤー。

人外キャラの設定にあった、銀色の長い髪、

見てるだけで質感が伝わるような、艶々としたレオタードの衣装。

「凄いな、これフォトショップで修正してるんだろうか」

あるいは奇跡の一枚、という奴だろうか。

体型も、普通の人間から考えられないぐらいスタイルが良くて、

キャラの設定通り、大きな胸やお尻等、本当にゲームから飛び出してきたみたいだ。



「これなら、たしかに話題になるのもわかる」

たった一度しかイベントに現れていないのに、

そのイベント内だけで多数の写真を撮られ、それらがネット上に公開されている。

「…………」

正面、横、後ろ、様々な角度で撮られている妖艶なコスプレイヤー。

モニタの中で、上から見下ろすような角度で、レオタードを見せつけながら彼女が見つめてくる。



解像度も大きく、フルスクリーンで見るとまさに彼女がそこにいるみたいだ。

画面いっぱいに映る、艶々とした質感のレオタード衣装、Hな下半身。

「よく……こんなの撮ったな」

思わず、その真下に近づき、股間部に顔を近づける自分を想像してしまう。



気づいたら、下半身に手が伸びて、性器をいじり始めていた。

「…………」

画面の中の、屋外で撮られた写真に、まるで自分がそこにいるかのような気分で性器をいじる。

目の前の美しいレイヤーをあらゆる角度で見ながら、広げた脚の真下から、その匂いを嗅ぎながら。

「はぁ……はぁ……」

息が荒くなる、コスプレ画像でこんなに興奮したのは初めてだ。

もっと見たい、その上げた手の腋に顔を埋めたい、股間部に顔を近づけて、何も考えず激しく性器を扱きたい。

我慢できない……モニタの中の彼女に見つめられながら、罵られながら……逝って……しまう!

「……!!」



…………

………………

「あれ、ここは何処だ」

目が覚めたら、屋外にいた。

何処かで見た事のある風景、それもついさっきまで。

「ここ……あのイベント会場か」

思い出した、さっきまで見ていたコスプレ画像の会場だ。

今は何もイベントが行われていないのか、有名な会場にしては不自然なくらい人の姿がない。



夢なんだろうか、それにしてはやけに現実感がある。

「夢って事はまさか」

先程見ていたコスプレ画像、それを見たまま恐らく寝てしまった自分。

夢は直前まで見ていた事に影響されやすい、という事はあの画像が撮られた場所に行けば。



「うわっ……わっ」

本当に、あの画像のレイヤーがそこに立っていた。

「画像の中に、入れたって事……?」

近づき、目の前でじっくり見ても、そこに立っているセレンという名前のコスプレイヤーは反応しない。

ただ画像と同じポーズで、カメラがあったはずであろう方向を見つめ、じっと立っている。



「これ……触っていいのかな」

手を近づけると熱気が伝わるぐらい、そこに確かな存在感がある。

目の前に、一目で魅入られた美しい女性が、ただじっと立っている。

自分の理想のキャラの、理想の質感の衣装を、理想の女性が身に着けている。



「……」

勝手に体が動いていた、画像を見て、頭の中で想像していたように、

レオタード衣装のお尻部分に顔を近づけ、体の匂いを、衣装の匂いを、嗅ぎ始めていた。

「夢なのに……何か凄い」

お尻に手を伸ばすと、思っていた通りの柔らかい感触が返ってくる。

スベスベのタイツに手のひらが埋まり、そのまま滑るように、腰へ、お腹に抱きつくように手が伸びていく。

「これは夢だからいいんだ、何をしても」

もうそう思うしか無かった、こんなのが目の前にあって我慢できない。

レオタードのお尻部分に顔を埋め、まるでこの世の者じゃないような女性の匂いを、精一杯クンクンして吸い込む。

手がまた性器に伸びてる、夢の中なのに恐ろしいぐらい興奮してる。



「ふふっ、そうよ、好きな事をしていいの」

今何か声が聞こえた気がした、でもこれは夢だ、気のせいだろう。

そうだ、夢なんだから自分の手でしなくてもいい。

「太もも、柔らかいお尻……レオタードの真ん中」

立ち上がり、女性の前へ移動すると、そのままレオタードの股間部に性器を擦りつける。



「うあっ……あっ……」

女性の大きな胸に顔を埋め、体を屈めながら腰を振り続ける。

太ももとレオタードの感触が気持ちいい、性器の先の部分がスベスベの素材に擦りつけられる。

「おっぱい……大きなおっぱい」

胸も本物だった、普通の人じゃありえないくらい大きくて、ぴったりレオタードに張り付いて。

まるで生きてるみたいに汗ばんだ匂いがする、そこに本当に存在しているみたいだ。



自分と女性以外誰もいない空間で、性器がレオタードに擦れる音が響く。

「あぁん、そんなギュッてしちゃって可愛い」

初めて感じる興奮に、体が勝手に動き続ける。

目の前の女性の事なんか考えず、ただ自分が気持ちよくなるために、強く抱きしめ、性器を擦り続ける。

「いいのよぉ、好きにして、これは夢なんだもの」

もう逝く事しか考えられない、意識が戻る前に、夢から覚める前に。

この体に、まるでゲームのキャラがそこに存在するかのような肉体で、思っきり射精したい。

「あっ、あっ、逝くわね。いいわよ、ほぉら、出しちゃえ!」

「えっ……うわっ、ああっ!!」

逝く瞬間、ギュッて太ももが性器を挟んできた。

突然の感触に、大きな声とともに白い精液が吐き出される。



「あーらっ、沢山逝っちゃったわねぇ、そんなにこの衣装が良かったのかしら」

そのまま崩れ落ちるように座り込む、気のせいか、動かないはずの女性が喋りかけてきたような。

「ほぉら、感想聞いてるんだからなにか言ってよね。でないとせっかく会いに来たのにつまらないわ」

「わっ……動いてる!」



夢の中の、画像の中の女性が、腰に手を当てこちらに話しかけている。

こんなポーズのコスプレ画像は無かった、まさか生きてる?

「たまたま道を歩いてたら声をかけられてね、ええと何かのキャラクターだっけ、この格好をしてくれって言われたのよ」

こちらの心を読んでいるかのように、疑問に答え始める女性。

「結構悪くは無かったけどね、おかげで坊やみたいに、私を見てシコシコする変態さんも増えたことだし」

喋りながら、ゲームの中から出てきたような女性が、座り込んだ自分の性器を触り始める。

「いいわよぉ、これは夢なんですもの。私、サキュバスのセレンがじっくり気持ちいい事してあげるからね」

夢……なのか。

じゃあなんでこの女性はその中に……まさか、本当にサキュバス……うあっ。



「んふんっ……はぁ……こういう所舐められるのは初めて、想像したことも無かった?」

性器の……下の……陰嚢部分がサキュバスの口に吸い込まれた。

「んふんっ、んぶっ、むず痒くて、でも気持ち良いでしょ……はぁ……じーっくりペロペロしてあげるからねぇ」

ゲームのサキュバスの衣装を着たサキュバスが……下半身に覆いかぶさって陰嚢に吸いついてくる。

このまま吸い潰されそうでムズムズする、性器の部分は触れられてないのにビクビクしてる。

「タマタマを舐められて、甘い刺激でおちんちん君も驚いちゃってるねぇ、ほぉら、もっといい事してあげるからねぇ」

「はぁい、こんばんわ♪」



あれっ、えっ……女性が……サキュバスが分身して二人になった。

驚いているとそのまま、もう一人のサキュバスがこちらの胸元、乳首の部分に顔を埋め始める。

「私はタマタマをチュウチュウしてるから、あなたは乳首をペロペロしてちょうだい」

「うふふっ、タマタマと乳首のダブル責めなんて幸せねぇ、夢でも中々味わえないわよ」

うあっ……あっ……あっ!

乳首が吸われる、甘く噛まれて、舌先でペロペロ犯されてる!



「ひぃ、やめてっ……離れて!」

「あらそんな事言わないの……んぁ……もっと素直になりなさい、そうしたらもっと乳首いじめてあげるわよぉ」

「そうよぉ、ここは夢なんだから、あなたの好きなこと全部やっていいの」

乳首を、陰嚢をいじりながらサキュバスが喋り続ける。

「あなたは私の画像をみながらシコシコするような変態君なんですもの、やん、もう乳首が勃起しちゃってる」

「さっきの坊やは素敵だったわよぉ、じっとしてる私を見て、迷いなくお尻に顔を埋めて、いい変態さんだったわね」



甘く胸元を噛まれて、その度に体がビクンビクン跳ねる。

それを見てサキュバスが笑っている、気持よくて抵抗できない、こちらの心を見透かされてる。

「あらぁ、もう一つの乳首さんが寂しそうにしてるわね、これじゃあ可哀想」

「そうねぇ……んっ……タマタマももう限界みたいだし、止めを刺しちゃいましょうか」

体を押さえつけられ、張り付けにされたような姿で、乳首と陰嚢を犯され続ける。

もう逝っちゃう、怖い……夢の中で……サキュバスに犯される。



「ひっ、うあっ……ああっ!」

いつの間にか、サキュバスがもう一人増えていた。

「私はこっちの乳首を舐めればいいのね」

「うんうん、お願いねぇ、思いっきり天国に逝かせちゃってちょうだい」

「一緒に乳首を責めましょ、あははっ、涙流しちゃってるわこの子」

「やめて……やめ……やっ……あああっ!!」

体を押さえつけられて、右と左……そして下から、サキュバスが一斉に吸いついてきた!



「あははっ、いい声ぇ、あぁん、タマタマ君も喜んでるわぁ」

声が止まらない、乳首が……両方から甘噛みされてるっ。

まるで二人で示し合わせたように、同じタイミングで、舐めたり、噛んだり、刺激に耐えられない。

「ほぉら素直になりなさい、そうしたら気持ちよ〜く逝かせてあげるわよぉ」

「僕はお姉さんの画像に興奮して、それでシコシコオナニーする変態ですって、認めなさいよ」

「お姉さんは優しいんだから、素直な子には優しくしてあげるよ」

サキュバスに囲まれて、乳首を舐められて、陰嚢を吸われて。

決して性器はいじらず、サキュバス達がじっと見つめてくる、レオタード衣装を見せつけ、前に見たHなイラストみたいに犯してくる。



「あっ……ああっ……あっ」

「うふふっ、声も出せないぐらい喘いでる、面白い、もっと乳首ペロペロしちゃう」

……犯して、もっと逝かせて。

「あらぁ、口がパクパクしてる、何がいいたいのかなぁ……ほらほら、早くしないとタマタマ吸い潰しちゃうよぉ」

これが夢でも、現実でもいい、ずっと犯されたかった、めちゃめちゃにされたかった。

レオタード衣装の淫魔に、何も考えられなくなるまで、壊されたかった。

「変態……です……僕はお姉さんのHなコスプレ画像でオナニーしちゃう変態だから……お願い……逝かせてぇ!!」

喘ぎながら、心の底から振り絞った声。

もうどうなってもいい、こんな体験もう出来ない、逝きたい、Hな衣装のサキュバスに犯されて射精したい。

「はい、了解しました、じゃあ竿のほう、舐めてあげる、んふんっ♪」



「ひっ……口……熱……い!」

ずっと焦らされて、乳首と玉舐めで感度を高められてた性器が、暖かい口内に呑み込まれた。

こんなの、我慢なんか出来ない……逝っちゃう!

「んふんっ! んぶっ……やんっ……んぶぶっ……もう逝ってる」

「全部出していいですよぉ、ちゃんと最後まで、お姉さん達が乳首ペロペロしてサポートしてあげるから」

「素直な変態君は大好きですよぉ、ご褒美に、私が着てたこの衣装プレゼントしてあげる」

逝くのが止まらない、ストッパーが壊れたみたいにずっと、ビュービュー精液が出続けてる。

体がビクビク跳ねて、乳首を舐められて、意識が遠くなっていく。

「夢の外でもこの衣装を使って、私の匂いを感じながら、私だけを見てシコシコするんですよ」

「あぁん、もう寝ちゃいそう、夢の世界が壊れてきたわ」

「うふふっ、それじゃあおやすみなさい、変態の坊や」



サキュバスの笑い声が響く、まるでこの世の者とは思えない美しい淫魔達。

それらに見つめられながら……ゆっくり……意識が消えていった。



……

…………

「うん、衣装はパソコンの前に置いておけばいいわね、うふふっ、たっぷりオナニーに使ってくださいねぇ、あはははっ♪」



その12へ



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